ぎっくり腰(急性腰痛症)になったら

 もし、ぎっくり腰になったら、無理して歩いてはいけません。歩かないといけない時は、やや前かがみで、壁などを背にして小股で歩きましょう。サポートする方は、ぎっくり腰になった方の補助に徹してください。サポートする方、自ら、ぎっくり腰になった方を動かすと、痛みのタイミングが分からず、ぎっくり腰を悪化させてしまう可能性があるので、痛い方の主動で動いてもらいましょう。

 休める場所についたら、なるべく、痛みのない楽な体勢をとりましょう。無理に腰を反らしたり、捻ったり、ストレッチをすると更に悪化させてしまいます。寝ることが可能であれば、横向き寝か、膝を曲げて仰向けで寝ると楽なことが多いです。痛くて寝られない時は、椅子に前かがみで座り、机か別の椅子の背もたれで上体を支えて安静にしましょう。

 痛みや熱感がある箇所に15分程度(それ以上は効果なし)、氷水を当てると、痛みが和らぎ、予後も良好です。収縮したままの筋肉を無理に伸ばしたり、腰部が不安定になると、それを筋肉が感じ取り、更に収縮して、ぎっくり腰を悪化させてしまいます。

 寝ることができるなら、安静にしていれば、3日間から1週間程度で、痛みは緩和されます。その期間が過ぎたら、少しずつ、歩行など日常生活を始めて下さい。必要以上の寝たきり状態は症状を長引かせます。激しい腰痛で、寝ることができない場合や症状を早く改善させたい場合は、整形外科を受診されるか、カイロプラクティック院での施術をおすすめします。