股関節の痛み・股関節が固い

■股関節の構造

 股関節は、骨盤の寛骨臼と大腿骨の大腿骨頭からできている関節です。その周囲には、多くの靭帯や関節包といった組織があります。肩関節と同じ球状の関節をしていますが、強靭な靭帯に包まれているため、可動性が低く、安定性の高い関節です。また、腸腰筋、大腿直筋、大殿筋、ハムストリング、恥骨筋、内転筋群、大腿筋膜張筋、中小殿筋、梨状筋などの多くの筋肉が股関節の可動に関わっています。

股関節の痛み・股関節が固い

 股関節の痛みは筋肉や関節包といった組織の炎症で起きることがあります。使いすぎや筋肉の伸張性が失われること、左右の関節にかかる骨盤より上の加重のアンバランスなどが原因で起こります。立位や歩行時に痛みとして現れます。長期間、股関節に関わる問題を放置したままでいると、関節面に負荷がかかり、高齢になってから股関節が変形する変形性股関節症になることもあります。また臀部の筋肉が緊張することで坐骨神経を伸張・絞扼が起き痺れを感じたり、筋肉が過緊張することで筋肉そのものから痺れを感じることにがあります。また、股関節に付着する筋肉の機能低下などが原因となり、股関節の動きに制限が起こり股関節が固くなります。

カイロプラクティック・ケア

 カイロプラクティックは股関節周辺の筋骨格系の機能を高めることで股関節を正しく動かすことができるようになり、体全体の重力に対するバランスを改善することで、股関節にかかる負荷を軽減させることができます。

 ここでは、よくある股関節の痛みについて説明していますが、靭帯の損傷や脱臼、股関節の骨頭の骨折等は、病院で治療もらう必要があります。