梨状筋症候群 臀部の痛み・痺れ

■梨状筋とは

 梨状筋は、腰椎の下にある仙骨と大腿骨の付け根にある大転子をつなぐ、臀部の深層を横切る筋肉です。その役割は股関節を外旋(つま先を外側に向ける方向に動かす)させます。梨状筋の周囲は坐骨神経の通り道であり、骨盤の中から梨状筋の下(人によっては梨状筋の中からだったり、梨状筋の上下に分かれて)を坐骨神経は通過します。

■梨状筋症候群とは

 この梨状筋が、何らかの原因で過緊張状態や炎症になることで、坐骨神経の通り道が狭くなり、坐骨神経を絞扼、伸張させてしまいます。また、梨状筋が炎症すると坐骨神経を刺激する物質が生成されます。その際、臀部の深部に鈍い痛みや痺れが現れ、足先に向かって痺れが現れます。坐骨神経に沿って足まで広がっていく症状の総称として坐骨神経痛と言われることもあります。この症状は、椎間板ヘルニアによる症状とよく似ており、よく間違われることがあります。

梨状筋症候群になりやすい方

・女性と男性の比率が6:1で女性の方
・坐骨神経が梨状筋の中を突き抜けるように走行している等、坐骨神経が絞扼されやすいようなの走行をしている方
・お尻のポケットに財布などを入れていて、臀部に負荷をかけている方
・骨盤や股関節の動きが悪い方
・慢性的に腰痛がある方

梨状筋症候群の症状を悪化させる姿勢

・座位
・痛い側を上に横向き寝で痛い側の股関節と膝を折り曲げる姿勢(就寝中にこの姿勢をとることで痛みがでることがあります)

セルフケア

・臀部の筋肉を緩める
・臀部のストレッチ
症状が悪化するようでしたら中止してください。

■カイロプラクティックでは

カイロプラクティックでは、患部の梨状筋の緊張を緩和するだけでなく、梨状筋に負荷をかける原因(全身のバランスの不均衡など)をみつけだし、根本的に梨状筋症候群を改善させます。